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【大鰐線モニターツアー】りんごねぷた列車を満喫しました!

観光に出かける

 こんにちは!Ino_Kです。今年の弘前はいつもの年に比べて雪が少なく、あまり冬感を味わえなかった気がする今日この頃です。

 さて、アオモルでは過去に何度か弘南鉄道大鰐線の記事を投稿してきました。

 春夏秋冬通じて様々なイベントが実施されている中、1月に開催された「冬のりんご畑鉄道満喫モニターツアー」なるものに参加しました!今更ですがその模様をご紹介します。

りんごねぷた列車は4/30で運行終了していますが、現在「春の季節りんご列車」にリニューアルして運行中!詳細は記事最後のリンクからご確認ください!

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Ino_K

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まずは中央弘前駅集合!

中央弘前駅
りんご箱を模した顔ハメパネル

 旅のはじまりは中央弘前駅!
土手町から土淵川沿いに歩くと見えてくるレトロな駅舎が目印です。
外壁には以前は無かった「りんご畑鉄道」の文字と彩り豊かなりんごが描かれています。

 駅舎内にもりんご畑鉄道らしきものが。なんと巨大りんご箱が鎮座していました。りんごの形をした穴も開いていて記念撮影にピッタリですね。

いただいた記念品
このツアー専用のきっぷ

 駅の中で受付を済ませると、この日のツアーのための特別なきっぷと記念品を受け取りました!

袋の中にはパンフレットと弘南鉄道の手ぬぐいが入っていました。この手ぬぐいはのちのち役に立ちます。

いざ出発

今回乗車する「りんごねぷた列車」
TAP re: APPLE

 定期列車を見送ったあと、中央弘前駅に貸し切り列車がやってきました!

 さっそく乗車するとりんごジュースサーバー「TAP re: APPLE」がお出迎え。続々と注がれるりんごジュースをいただきます。
数種類のりんごをミックスして作られたという特製ジュースは、酸味と甘みのバランスがほどよくとても美味しい!

車内を彩るりんごねぷた
テーブルの脚はりんご箱

 大鰐側の1両の天井はりんごの形をしたちいさなねぷたで飾りつけされていました。りんご風にデザインされたつり革とも相性抜群。

 車内には一車両に2か所ずつテーブルが設置。天板はりんごの形で、上には手提げ籠がおかれていました。土台をよく見るとりんごの品種名が。これは30年モノのりんご箱をアレンジして作られています。

走行中はりんごねぷたが揺れてかわいい
りんご畑鉄道の名の通り、沿線にはりんご畑が広がります

 列車は途中駅を通過しながら一路最初の目的地・石川駅を目指して進みます。千年駅までは住宅街の中を走り、その後は周りをりんご畑や田畑が囲みます。

石川駅手前の橋で岩木山(の根元)を望めました

 石川駅に到着するまでの間、弘南鉄道の社員の方による大鰐線の紹介が行われました。ラッセル車をはじめとした車両やオリジナルキャラクターの解説など、大変熱のこもったお話に耳を傾けていると、あっという間に石川駅が見えてきました。

石川駅でけの汁をいただく!

石川駅で出迎える「津軽あかつきの会」のみなさま
石川駅。あじさいで有名な大仏公園の最寄り駅でもあります。

 中央弘前駅から揺られること約25分、石川駅に到着!この駅では、石川地区で津軽の郷土料理を広める活動をしている「津軽あかつきの会」によるけの汁の振る舞いがありました。

けの汁
車内でも食べられます

 津軽の民にはおなじみけの汁ですが、家によって微妙に入る具材が異なっています。
筆者の家では小豆が入っていないけの汁を小さいときから食べていたので、少し新鮮でしたがとても美味しかったです!

あかつきの会のみなさん
民謡ショー

 その後、あかつきの会の方による民謡披露のあと、列車は大鰐に向けて出発します。
駅を出る時もお見送りがあったりととても和やかな雰囲気でした。

列車は大鰐へ

大鰐駅でお出迎え
大鰐駅

 石川駅から南下することおよそ15分、大鰐駅に到着しました。

大鰐駅では、カフェ&バー「From O」と駅前にある複合施設「鰐come」の方々がお出迎え。

鰐の形のアップルパイ
りんごがたっぷり詰まってます

 From Oのブースでは、コーヒーと紅茶、アップルパイを販売。
特にアップルパイは形が大鰐町をイメージした鰐の形!中もりんごがごろごろ入っていて食べ応え抜群で美味しかったです!

たいやきの要領で作るようです

 隣の鰐comeブースでは大鰐温泉もやしをはじめとした大鰐の特産品がずらり。温泉の熱でつくる大鰐温泉もやしは冬限定の名産品です。

大鰐を散策

大鰐駅とあじゃりん像

 大鰐では1時間ほど自由時間があったので少しまちなかを散策します。

Craft & Cafe RAITO

Craft & Cafe RAITO
明るい店内にはお菓子やクラフト雑貨が並ぶ

 大鰐に着いてまず立ち寄ったのは駅前にある「Craft & Cafe RAITO」。
60年以上前から大鰐駅の目の前にある「山崎みやげ店」の一角を利用して2022年秋にオープンしたお店です。

ケーキやドーナツなど、種類が豊富。品種ごとに違うりんごの味を楽しめます。
特製のりんごジュースもオススメです

 店内にはお菓子やケーキ、クラフト雑貨などを販売。カフェとしても営業しているため、店内でもいただくことが出来ます。
筆者はおみやげにりんごスティックケーキを購入。りんごの味がしっかりしつつも程よい甘さで紅茶やコーヒーにピッタリでした!

大円寺

大円寺
大円寺の境内

 次に寄ったのは、大鰐駅の近くにあるお寺。
未年の一代様であり、大鰐の地名の由来の一つとされる阿弥陀如来像(大日様)が安置されている、大鰐の中心街を代表する場所です。筆者は未年のため、小さい頃からよく来ていたりします。

藩政時代は弘前市の現在の最勝院の位置にありましたが明治に大鰐に移転、もともとこの地にあった高伯寺に代わり信仰されてきました。
現在では津軽の中でも一番早いとされる宵宮が開かれています。

やぎはし餅菓子店

やぎはし餅菓子店
豆大福とあさかもち

 大円寺の後に寄ったお店は、お餅を中心に和菓子を取り扱うお店。
毎日仕込むお餅を使っただんごや、津軽名物の紅しょうが入りいなり寿司などを販売しています。

筆者は豆大福と、津軽ならではのあさかもちを購入。
昔ながらの製法で作る無添加のお餅は素朴な甘さが口に広がりとても美味でした!

駅前おもてなし足湯

駅前おもてなし足湯
じんわり温まることが出来ます

 最後に紹介するのは、大鰐温泉駅の目の前にある足湯。
大鰐温泉郷の温泉を使っていて、散策で歩き疲れた足を癒してくれます。
肌寒い冬場はもちろん、オールシーズン楽しめる温泉です。
駅の真ん前という好立地なので、電車に遅れる心配もありません。

ライトアップを見ながら弘前へ

大鰐駅で待ち構える貸切電車
購入したお土産たち

 いよいよ帰りの電車の時間が来ました。
大鰐でプチ観光している間に買ったお土産を持ちながら、貸切列車に乗り込みます。
ここから先は、この列車もう一つのイベントの「ライトアップ運行」のお時間です。

電車を灯すりんごねぷた

 このライトアップ運行は、りんごねぷたの灯りだけで電車を照らしながら走るもの。
途中、津軽大沢駅に停車して撮影タイムも。
徐々に外が暗くなっていく中、光り輝くりんごねぷたを楽しめました。
電車とともに揺られながら走るその光景は、まさに幻想的でした。

終わりに

終点・中央弘前駅に到着
夜の中央弘前駅

 列車は中央弘前に到着し、ここで今回のツアーは終了です。
時計を見るともうすぐ18:00で、ツアーの3時間があっという間に感じられるほど充実した旅となりました!

 今回は1月に開催された大鰐線モニターツアーの模様をお伝えしました。
実はこのりんごねぷた列車は4月末で運行終了。

待合室にはりんごねぷたが

現在は少しリニューアルして、弘前公園に咲く7つの桜をイメージした「春の季節りんご列車」として運行中!週末はライトアップ運行もあります。
また、大鰐町では5/22まで「大鰐温泉つつじまつり」も開催中です!
大鰐線を使って、温泉・つつじ・デザートなど魅力満載の大鰐町へ旅に出かけてみませんか?

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

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