青森県民1年目のMitchionです!!
皆さんは旅って好きですか?
私は旅が大好きです!!夏休みには北海道一周なんかもしてました!!
そんな私の目の前に飛び込んできたのが「ノクターン号が5000円」というニュース。
私は「これめっちゃチャンスやん…!」と思ってしまいました。
ノクターン号とは弘南バスが弘前と東京の区間で運行している深夜バスで、1986年から続く伝統の深夜バスです。
そんなノクターン号ですが、実は北海道民の間では知名度が高いバスなんです!
というのも以前のキャンプ記事の時にもちらっと話題に上げましたが、北海道で生まれた伝説の深夜番組「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅6」という企画で登場しているのです!!
その二つ名は「東日本の女王」
「キングオブ深夜バス」という二つ名をもって同番組に登場した東京発博多行き「はかた号」と並べて語られたりなんてこともあったり…
そういうこともあって、どうでしょうファンの私は青森県民になったらいつかは乗りたいバスとして乗ったことはないのに思い入れがありました!!
そんなノクターン号に5000円で乗れるというのは常に財布が冷え冷えの学生にしては本当にありがたい!!
というわけで今回はやけに前置きに気合が入っていますが、そんなやる気に満ちた私のノクターン号乗車記にお付き合いください!!
さあ青森に帰ろう!
2022年12月10日の夜9時過ぎ、ここは東京新宿のバスターミナル「バスタ新宿」です。
ここは2016年にできたバスターミナルで、ここから全国各地へ高速バスが出発していきます。
そんなバスタ新宿から出発青森方面のバスに挙げられるのが今回乗る「ニューノクターン号 弘前・五所川原行き」です。
ノクターン号という名前は先述の通り1986年から運行していますが、2021年に「ニューノクターン号」と名前を改め、現在では弘前・五所川原発着の便を「ニューノクターン号」、青森発着の便を「ノクターン・ネオ号」という2系統に分かれています。
そんなノクターン号の特徴は独立3列シートであるということです。
ノクターン号を運行する弘南バスでは4列シートの夜行バスであるパンダ号も運行されていますが、こちらの方がゆったりと座れて快適な旅が楽しめます(いつかパンダ号乗車記もやるかも…?!)。
21時50分ごろ、バスタ新宿に見慣れたカラーリングのバスがやってきました。
これから約9時間、東京の思い出と、弘前に帰れる安心感に浸る夜想曲の始まりです!!
グリーン車並みの設備
車内に乗り込むと茶色いモケットの豪華な椅子が私の前に姿を現します。
かなりの角度まで倒せるリクライニング、可動式の枕、フットレストとレッグレスト、さらには居住性を十分考慮した広いシートピッチと特急列車の「グリーン車」顔負けの設備です。
さらに各座席にはコンセントが設置され、携帯の充電もしっかりできます!!
しかも今回確保したのは窓側の席、窓側の席は通路をカーテンで仕切ることができ、まるで個室のような雰囲気です!!
これは期待させてくれる!!
荷物を網棚に乗せ、限界まで椅子を倒したところでバスは出発です。
関東脱出へ バスタ新宿→佐野SA
このバスは途中佐野、国見、紫波の3か所で停車します。
そのうち佐野と紫波では乗客も外に降りることができる休憩地点です。
まずはその第一休憩地点となる佐野SAを目指します。
窓側でも、カーテンは閉められているので外の景色を楽しむことはできません。
そのため今回は車窓の風景の写真はありませんので、悪しからず。
バスは東北道をひたすら北上していきます。
乗車から1時間少々で栃木県佐野サービスエリアに到着です!
ここで最後に関東の空気を吸って…ここからは栃木県を抜けて関東脱出!
東北地方をひた走ります。
まどろみの中へ 佐野SA→紫波SA
久しぶりの大都会で遊びすぎたのか疲れがしっかりたまっていた私、佐野を過ぎたあたりで急激に睡魔が私に襲い掛かります。
快適なシートも相まって睡魔に大敗北を喫した私は、正直この辺りから記憶がありません。
紫波に着いた時も耳は起きていましたが、体が完全に睡眠状態だったので外に出ていません。
写真は上り便のもので代用させていただきます!お許しください!!
そんな完全に爆睡の私を乗せたバスは我が町弘前に向けてラストスパートをかけていきます。
ただいま、弘前
気づいた時にはバスは長いこと走り続けていた東北道に別れを告げ、国道7号線を弘前市街地に向けて走っているところでした。
カーテンの隙間から景色を見ると白み始めた空と見慣れた街並み、ついに帰ってきたという安心感と非現実が終わってしまう寂しさを感じさせてくれます。
バスは弘前の中心部、バスターミナルに到着です!!
ついに帰ってきたあああああ!!ただいま弘前!!!!
降りた瞬間東京よりも圧倒的に冷たい空気が心地いい!!
ノクターン号の終点は五所川原行きですので、弘前では乗客を降ろした後すぐに五所川原まで走り去っていきました。
明るくなった空の下、赤いテールランプを見送ってこの旅は終了です!!
最後に
設備が整っていたこともあり非常に快適でしたし、疲れが取れた旅でした!
東京は青森からだとかなり遠い場所というイメージでしたが、バス一本で行けてしまう場所だということに驚きを隠せません!!
本州に住み慣れた方であれば当たり前だと思う方も多いとは思いますが、地元の北海道の札幌では東京とつながる交通手段は飛行機がメジャーです。
飛行機となればいかにも遠出って感じがするのでやはり東京は遠い場所というイメージでしたが、今回で東京と青森は自分が考えるよりずっと近い場所だということがわかりました!
今回は期間限定で5000円でしたが、ノクターン号は乗車日によって金額が異なるカレンダー運賃ですので事前に自分が乗りたい日の料金を確認してから乗ることをおすすめします!
東京をはじめとした首都圏にお住まいの青森出身の皆さん、青森に遊びに行ってみたいと思う首都圏の皆さんぜひ弘南バスのノクターン号に乗ってみませんか?
以上でこの記事は終了です。ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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