こんにちは!東京在住の大学生、サアヤです!
今回は東京の夏の風物詩、靖国神社のみたままつりに行ってきました!
今年、4年ぶりに青森ねぶたが奉納されるとのことで、東京ねぶた連合會会長の今西崇之さんにもお話を伺いました!
想像をはるかに超える多くの参拝者で賑わいました!
半蔵門線・東西線・都営新宿線 九段下駅から西に歩いて5分のところに靖国神社があります。
見えてきたのは、たくさんの参拝客と煌々たる提灯のなかにどっしりと佇む小型ねぶた!
20時になり、太鼓と笛の合図でねぶたが始まりました・・・!
2019年春に、青森県立青森工業高校ねぶた部の皆さんが制作した「海幸彦 山幸彦」です。
うわー!夏がやってきたー!!!私は今シーズン初ねぶただったためかなり興奮しましたし、早くも感動で涙がこぼれました。
ねぶたは境内をゆっくりと進んでいきます。
囃子方の皆さんの後ろにつき練り歩いたのですが、沿道にはどこまで行っても人、人、人。
みたままつりは例年、会期中30万人が訪れるそうです。
たくさんの人が、このねぶた囃子を聞き「じゃわめぐ(=津軽弁で心が躍りゾクゾクする意)」気持ちになっているのだと思うと、胸が熱くなりました。
初の大トリ!ねぶた奉納
本祭のねぶた奉納に携わっているのは、4年ぶり15回目の参加となった「東京ねぶた連合會」の皆さん。
現在は青森市観光大使も務めており、各地でねぶたの魅力をPRしています。
以前から関東で活動していた囃子方・跳人団体・相模原を拠点とする青森県人会による運行チーム。この3つの団体が、ねぶた奉納のために集結したことが創立のきっかけであるため、みたままつりは「連合會としての本丸事業」になっているんです。
当日は朝からねぶたを組み上げ、奉納終了後はすぐにバラすという、ハードなスケジュールです。しかも東京は連日猛暑が続く中での開催となりました。お暑い中、大変お疲れさまでした…!!
今回、4年ぶりの奉納とのことで、会長の今西さんにご感想をお聞きしました。
今西さん「4年も経つと、段取りなど一からの構成に近いものがありました。しかし、作業が始まると各々身体が覚えているようで、準備から撤収まで比較的スムーズに進みました。」「今回初めての大トリという大役で、暗闇に灯る数多の提灯とねぶたの灯りに我々も興奮して、今出来るベストな奉納になったのではと感じています。」
はじまりは1997年。東京出身で学生だった今西さんは、現在副会長を務めている毛呂さんとともに、青森ねぶた祭に跳人として全日程参加。それからも夏の青森を訪れているうちに関東の囃子団体に巡り合い、ねぶた囃子に魅了されていきました。2015年に囃子方の代表、そして2020年に連合會会長に就任されました。
今西さん「我々が楽しんで演奏し、跳ねて、運行するのはもちろんのことですが、その我々の笑顔が観覧される方の笑顔を引き出すことができれば…笑顔の伝播になればと思っています。これからもねぶたの本拠地・青森市への恩返しを意識しながら、我々が楽しむこと、そして囃子の技術を上達させることを忘れずにさらに活動の機会が広がればと、そう思っています。」
もうすぐ!青森ねぶた祭!
さて、青森ねぶた祭は今年も8月2日~7日の6日間運行されます!
そして!今年からなんと、東京ねぶた連合會の皆さんが、青森市PTA連合会ねぶた実行委員会さんが運行するねぶたに囃子方で参入することが決定しました!日程は8月3日~6日の4日間とのことです!お楽しみに!
今年は4年ぶりの通常開催!コロナ禍前と同様、跳人の自由参加が認められるなど制約のないねぶた祭が戻ってきます!運行方法については、昨年同様「吹き流し方式(=1地点から1台ずつ運行がスタートする方式)」が採用されるとのことです!さらに22台体制が続いていた大型ねぶた、今年は1団体増え22年ぶりに23台が運行されます!
ねぶたを愛してやまない、いわゆる「ねぶた馬鹿」の皆さんにはもちろんのこと、まだその境地に達していない皆さんにこそお伝えしたい記事でした。そうなんです!ついにじゃわめぐ夏がすぐそこまできております!1回ハマったら抜け出せない沼が青森にはあるんです!私も7月30日~8月8日まで連日ノンストップで津軽各地を駆け回ります!現在東京でこの記事を書いていますが、既にじゃわめいでます!大好きな青森の夏の夜、待ちきれません!
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